- HOME>
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療法
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まる、または呼吸が浅くなる状態が繰り返し起こる病気で
す。適切な治療を行わないと、高血圧や心筋梗塞、脳卒中、糖尿病といった深刻な合併症を引き起こす可能性があります。ここでは、SASの重症度や原因に応じた代表的な治療法をご紹介します。
CPAP療法(持続陽圧呼吸療法)
中等症〜重症のSASに対して最も標準的で効果的な治療法です。就寝時に専用の機器を用い、鼻に装着したマスクから一定の空気圧を気道に送り込み、無呼吸の原因となる気道の閉塞を防ぎます。治療を継続することで、睡眠の質が向上し、日中の眠気や集中力の低下といった症状も改善されます。
マウスピース療法(口腔内装置)
軽症〜中等症の患者様に適した治療法で、歯科で作製されるマウスピースを就寝時に装着します。下顎を前方に固定し、気道の狭窄を防ぐことで無呼吸を改善します。CPAP療法に比べて装着の手軽さがあり、持ち運びも便利なため、旅行時にも利用しやすい点が特徴です。
生活習慣の改善
肥満はSASの主なリスク因子のひとつです。体重の減少により、気道の圧迫が軽減され、症状の改善が期待できます。また、禁煙・節酒、バランスの取れた食事、規則正しい生活リズムの維持なども重要です。軽度のSASであれば、生活習慣の見直しのみで改善するケースも少なくありません。
外科的治療
扁桃肥大や鼻中隔の湾曲など、明らかな解剖学的異常がSASの原因となっている場合には、外科的手術が選択されることがあります。手術には、扁桃摘出術や鼻中隔矯正術、口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(UPPP)などがあり、専門医の判断のもとで適応が決定されます。
おおば内科クリニックへご相談ください
おおば内科クリニックでは、SASの診断から治療、経過観察まで一貫して対応しています。CPAP療法の導入後も、機器の使用状況や症状の改善状況を定期的に確認し、必要に応じて設定の調整を行います。また、生活習慣の指導や他院との連携によるマウスピース作製のサポートも実施しています。SASは放置すると生活の質だけでなく、命にも関わる重大な病気につながることがあります。「いびきが気になる」日中眠気が強い」といった症状がある方は、早めの検査と治療をおすすめします。当院では患者様一人ひとりの症状やライフスタイルに合わせた、無理のない治療計画をご提案いたします。