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血圧が高い原因、もしかしたら睡眠時無呼吸症候群かも?

2026.01.14

血圧が高い理由は、しっかり眠れていないからかも?

皆さんは「睡眠時無呼吸症候群」という病気をご存じですか?通称 SAS(サス) とも呼ばれ、睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう病気です。放置すると、さまざまな健康リスクが高まることがわかっています。特に注意したいのが 高血圧 との関係です。今回は、この2つの病気がどのように影響し合うのかを、わかりやすく解説します。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が何度も止まったり、浅くなったりする病気です。中でも最も多いのは 閉塞性睡眠時無呼吸症候群 で、気道が狭くなることで呼吸が止まってしまうタイプです。呼吸が止まると体は「酸素が足りない!」と反応し、心拍数や血圧が急上昇します。そのため、眠っている間も体は緊張状態が続き、十分に休息できていない状態になってしまいます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)が高血圧を引き起こすメカニズム

睡眠中に呼吸が止まると、血液中の酸素が不足し、体は「交感神経」を活発化させます。本来、寝ている間は副交感神経が優位でリラックスしているのですが、交感神経が働くと血管が収縮し、心拍数や血圧が上昇します。睡眠時無呼吸症候群では、こうした状態が何度も繰り返されるため、血圧が慢性的に高くなってしまいます。

さらに、睡眠の質が低下することでホルモンバランスも乱れ、塩分や水分をため込みやすくなったり、体重が増えやすくなったりします。これも高血圧を悪化させる要因の一つです。

高血圧がある方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)に要注意

高血圧の方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を併せ持つ割合が高いとされ、逆にSASのある方は高血圧になるリスクが高まります。特に、「早朝や夜間に血圧が高い」「降圧薬を服用しても血圧が下がりにくい」「日中に強い眠気がある」といった場合は、SASが隠れている可能性があります。

さらに、SASに起因する高血圧は、通常の高血圧に比べて心筋梗塞や脳卒中など重大な病気を引き起こすリスクが高いことがわかっています。そのため、早期に気づき、適切な対策をとることが非常に重要です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療で、血圧も安定しやすくなる

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の代表的な治療法のひとつに「CPAP(シーパップ)」があります。寝ている間に鼻に専用マスクを装着し、空気を送り込むことで気道を広げ、無呼吸を防ぎます。CPAPを使用することで、夜間の呼吸が安定するだけでなく、血圧が下がることも多く、高血圧の改善にもつながります。

また、体重の減量やアルコール・喫煙の制限、寝る姿勢の工夫など、生活習慣の改善だけでもSASの症状が軽くなる場合があります。

まとめ

「高血圧」と「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」は深く関わっています。
次のような症状がある方は、SASの可能性があります:

  • ・いびきが大きい

  • ・昼間に強い眠気を感じる

  • ・夜中に何度も目が覚める

  • ・朝起きたときに頭痛がある

  • ・薬を飲んでも血圧が下がりにくい

こうした症状が気になる方は、一度「睡眠時無呼吸症候群」の検査を受けてみることをおすすめします。
気になる方は、京都市下京区の「おおば内科クリニック」までお気軽にご相談ください。

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